門前の小僧の経営学

中小企業経営者・個人事業主の経営学。経営セミナーに参加したりビジネス書を読んだりして「これは!」と思った内容をメモ代わりにまとめています。

    経営セミナーに参加したりビジネス書を読んだりして「これは!」と思った内容をメモ代わりにまとめているブログです。
    ランチェスターやドラッカーが中心になると思いますが、特にこだわりはありません。

    タグ:神田昌典

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    商品が売れない原因のナンバーワンは、商品がわからないからである。小学生でもわかるように商品が説明されているかという観点で問い直すこと。 (60分間・企業ダントツ化プロジェクト/神田昌典)

    いくら商品やサービスが良くても、その良さが伝わらなければ売れないと言うことです。
    良いものを作れば売れるハズだ、と思い込んでいる人は多いですが、どんなに優れた商品・サービスであってもその良さが分からない人や存在自体を知らない人には買ってもらえません。 

    本書の同じ章でネーミングが大事だと言うくだりがありましたが、商品やサービスの内容が一瞬で判るわかりやすいネーミングが出来れば理想的でしょう。
    ネット時代の現代では、検索を意識したネーミングも重要です。 名付けってのは値付けと同じぐらい大切な要素なんですよね。
    まあ、自社のオリジナル商品でもなければネーミングを変えるのは難しいですが。

    私がクライアントさんにWEB戦略のお話をするときには、商品やサービスあるいは会社の魅力を如何に発信するか、と言うことに注力して提案やアドバイスを行っています。

    お客様に商品やサービスを利用してもらうには、心理的な敷居(本書では購買抵抗と表現)をどうやって下げるかが重要になります。
    そのためには、商品やサービスの魅力(=USP)をどれだけ判りやすく伝えるかが大事ですよ、と。

    まあ、WEBに限らず、チラシや販促資料、広告でも同じなんですけどね。

    商品を知って、内容をわかってもらうためにも、商品説明(可能であれば商品のネーミングも)は顧客視点で何度も見直してみるのが良いかもしれません。

    え?紺屋の白袴? それは私のことですが何か?
    ・・・頑張ります orz


     

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    顧客を選ぶ会社は顧客に選ばれる。顧客を選ばない会社は顧客にも選ばれない。つきあいたくない客と、つきあいたい客を明確に分け、つきあいたい客とだけつきあうと利益がアップする。(60分間・企業ダントツ化プロジェクト/神田昌典)

    私は起業当初から意識して顧客を選んでいましたが、起業したての頃はマーケティングの知識が不十分だったため正直やせ我慢の連続でした。
    それでも、友人や知り合いの会社が悪い客を拾って苦労しているのを見ると、やせ我慢してでも客は選ぶべきだと思ってずっとやってきました。

    最初の起業から6~7年、マーケティングを真面目に勉強しだして1~2年経ったあたりからやっと業績が上向き、有名コンサルタントが同じことを言っているのを見聞きすると、やっぱり顧客を選ぶことは大事なんだと改めて思ったものです。

    「顧客を選ぶ」と言うのは、マーケティング的に言うと『客層の絞込みとターゲットの明確化』です。

    知識としては知っていても、実際の経営に活かせるようになるまでには長い時間が掛かりました。
    独学の限界ですね(^^;

    セミナーに参加するようになってから、知ってはいるけど実行できていない、知識で終わっていたものが徐々に血肉になってきました。
    まだまだ修行中ですが、人の出会いや縁と言うのは実にありがたいものだと思います。

    もし独学で限界を感じている方がいれば、まずはビジネスセミナーに参加してみるのもお勧めです。
     

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    新版ということで文庫版の前作を読み直してから読んでみました。
    細かい点がいくつか上手く直してあります(笑)

    基本的な要旨は旧版と同じ(著者自身もなるべく手を加えないようにしたと書いてある)ですが、今読んでも新鮮さの残る良書です。

    各章末に現在のインターネット時代に合わせた補足も付けられているので、旧版を読んだことのない方はこの機に読んでも良いかもしれません。



     

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