あらゆるマネージャに共通の仕事は5つである。 (マネジメント[エッセンシャル版]/P.F.ドラッカー)
- 目標を設定する
- 組織する
- 動機付けとコミュニケーションを図る
- 評価測定する
- 人材を開発する
5つの項目、それぞれをどのように解釈するか、実際にどうアプローチしていくかで色々と見方は変わるかもしれませんが、私の経験からも概ねこの通りだと思います。
ちなみに、私が最初に「マネジメント」を学んだのはドラッカーではなくシステムコンサルタントのトム・デマルコ(の著作)でした。
トム・デマルコはその著作の中で「正しい管理の4つの本質」として
- 適切な人材を雇用する
- その人材を適所に当てはめる
- 人々の士気を保つ
- チームの結束を強め、維持する。
表面だけを捉えるとまったくバラバラのことを言っている様ですが、適切な人材を雇用する(組織する)、人材を適所に当てはめる(組織する・人材を開発する)、士気を保つ(目標を設定する)、結束を強め維持する(動機付けとコミュニケーションを図る)、実際の施策考えるとほとんど同じことを言っていることに気付きます。
評価測定するという仕事を加えれば完璧ですね。
評価測定するという仕事を加えれば完璧ですね。
そして重要なのは、どちらも「人」に関することであるということ。
人を活かして成果をあげる(あげてもらう)ことがマネージャーの仕事なのです。
私がドラッカーを学ぶ前から組織運営で成果をあげてこれたのは、トム・デマルコのおかげだと言っても過言はないと思っています。