門前の小僧の経営学

中小企業経営者・個人事業主の経営学。経営セミナーに参加したりビジネス書を読んだりして「これは!」と思った内容をメモ代わりにまとめています。

    経営セミナーに参加したりビジネス書を読んだりして「これは!」と思った内容をメモ代わりにまとめているブログです。
    ランチェスターやドラッカーが中心になると思いますが、特にこだわりはありません。

    タグ:コンサルネタ

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    著者の赤松範胤氏の(商業出版としては)処女作。献本が届いてAmazonで買ったのと併せて2冊になってしまった。

    とりあえず速読でさらっと1読目を終了。現在、付箋を貼りながらの2読目中。

    さらっと1読した段階での感想。

    少し勉強している人から見ると、ノウハウとして目新しい内容はありませんが、よくまとまっています。
    コンサルタントでなくても、ローカルビジネスを行っている自営業者、小規模事業者であれば読んでおいて損はありません。

    地域コミュニティの手法自体は実は古くからありますが、そのほとんどが新規客の集客ではなく既存客のフォロー(囲い込み)として行われています。
    老舗の呉服屋さんがお得意さん限定のイベントをしたり、銀行や保険屋さんが自社のクライアントを対象に開催する異業種交流会などがその例です。

    集客のために地域コミュニティを立ち上げると言うのは、やってない人からすれば目から鱗かもしれません。

    また、読んでみて「そうだね」で終わってしまう本が多い中、著者自身の活動を元に書かれているので、自分でもやってみよう!と思わせてくれる点も素晴らしいです。
    集客の一環としてセミナーや勉強会をやっている会社は少なくありませんが、それをもう一歩進めてみようと言う気になる一冊です。


     

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    良書。なのだが、これを初めて読んだときは前作の「SEを極める」に比べるとやや物足りなく感じた。

    実践編とある通り、SEはどう行動すべきか?に重点が置いて書かれているので、まだまだ駆け出しで担当する案件も小規模なものが多かった当時の私にはピンとこない点が多かったのだろうと思う。

    ただ、 前作「SEを極める」と違って新版が出てない。
    技術的な話ではなく「どう行動すべきか?」といった話がメインなので今読んでも十分役に立つ。
    ただ、一般ウケはしなかったのだろうなと思う。
     
    SEとしてシステム開発で飯を食っていくなら読んで置いて損は無い一冊。

    信頼されるSEの条件
    馬場 史郎
    日経BP社
    2003-03-15

     

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    狼人間を撃つ銀の弾はない
    内容的にはこのサブタイトルがすべてを表しています。

    ソフトウェア開発において色んな手法が開発され、その度に『この手法を用いれば正確な(開発予算や期間の)見積りができる』と謳われ期待されたが、結局のところどの手法が適しているかはケースバイケースで、それ1つで全てを解決する「銀の弾」は存在しないのだ、と言うお話。

    銀の弾と言うのは、ヴァンパイアやワーウルフ(狼男)を殺すことが出来るとされている銀製武器(の弾丸)のことで、魔物を倒すための必須アイテムみたいなイメージですね。
    昔だと銀の剣とか銀の十字架とか単に銀の武器かもしれませんが、弾丸と言うのはやっぱり映画とかの影響ですかね?

    閑話休題

    すでに古典とも言える作品ですが、システム開発で飯を食っていくなら読んで置いて損はありません。
     
    「銀の弾」は存在しない、と言う意味では、ソフトウェア開発に限らず全てにおいて言えることですけどね。
    『狼人間を撃つ銀の弾はない』は私の座右の銘でもあります。 

    最初に読んだのは出てすぐの2003年でしたが、数年前に新版が出てましたね。
    読み継がれる本と言うのは名著の証だと思います。


    人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional computing series (別巻3))
    Jr.,フレデリック・P. ブルックス
    ピアソンエデュケーション
    2002-11


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    10年以上前、社会人1年目の頃に読んだ本です。今でもたまに思い出したように読み返すことがあります。

    「SEを極める」となっていますが、SEに限らずIT関連業界、だけでなくサービス業で働くなら読んで置いて損は無い一冊です。

    10年以上前の本ですが、未だに重版が続いて新版も出ていると言うのは名著の証拠だと思います。




     
    SEを極める50の鉄則
    馬場 史郎
    日経BP社
    2000-04-14

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