門前の小僧の経営学

中小企業経営者・個人事業主の経営学。経営セミナーに参加したりビジネス書を読んだりして「これは!」と思った内容をメモ代わりにまとめています。

    経営セミナーに参加したりビジネス書を読んだりして「これは!」と思った内容をメモ代わりにまとめているブログです。
    ランチェスターやドラッカーが中心になると思いますが、特にこだわりはありません。

    カテゴリ: セミナー

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    今日は商工会議所さんの
    『採用・人事労務セミナー ”会社を強くする採用・人事のとっておきの「技」教えます”』
    の第2回『定着・育成ノウハウの伝授』に参加してきました。

    今後のヒントになりそうなポイントはいくつかあったんですが、前回と同じく小規模零細企業でそのまま活用するにはかなり工夫が必要だな~と言う感じ。
    レジュメを岡山営業所に忘れてきたので細かい紹介は省きますが、小規模零細企業でそのまま使えそうなのは

    • 採用する前に受け入れ側(幹部社員や先輩社員)も幹部研修などを受けて心の準備をしておきましょう。

    • 社会人としての基本的なマナーなどについては外部研修を上手く利用しましょう


    の2つぐらい。
    それ以外は、小規模零細企業の従業員数を考えると導入にちょっと工夫が必要と言う感じです。(効果は高そうなので小員数でも使える方法を何とか考えたいところです)

    ノウハウ以前の重要なマインドとして『人材が定着しないことのリスクを金額で考える』事が重要と言うのもありました。
    経営者は物事を数字で考えることが重要ですが、採用・人事に関しても数字で考えるのがやはり重要と言うお話。
    私の考えとも一致するお話だったので意訳で説明すると、
    新人を採用した場合

    (採用費用+給与・賞与+法定福利費+福利厚生費)×採用人数

    セミナーでは法定福利費までしか言われませんでしたが、退職金制度や各種の共済加入などがある場合はその費用など、福利厚生費も計算に含めておくべきでしょう。
    新人を1人採用した場合、給与や採用費用にも拠りますが、1年間でざっくり300万~400万ぐらいの費用が掛かります。最低で。

    これ、辞めたんならそれ以降は給料払わなくていいんだから、新しい人を雇えば同じでしょう?
    と考える人は少なくないようです。
    と言うか実際に今日のセミナーでも同じ事を言った参加者がいました。

    しかし考えてみてください。
    従業員が仕事を覚えて成績(利益)を上げはじめるまではただのコストです。教育指導にあたる古参社員の成績も低下します。
    戦力になる前に辞められたら、また0からコストを掛けて採用し育てなければいけません。
    新人が続かずに退職してしまうことによる(他の従業員への)心理的な影響も馬鹿になりません。人数の少ない小さな会社では退職による影響は特に顕著です。
    つまり0ではなくマイナスからの再出発になります。
    離職率が高い職場と言うのは、慢性的にマイナスな環境と言うことです。

    利益を意識しなくて良い人員(半日程度の教育で仕事に従事できるパートや派遣社員)なら辞めたらまた採用すれば良いで済むかもしれません。
    でもそれは利益を出さなくても良いただの人員(コスト)だからです。

    でも、利益を出さなければならない人材(=正社員)の採用や育成に掛かる費用は『コスト』ではなく『投資』です。
    会社に十分な利益をもたらす前に従業員が辞めた場合、その投資が無駄になり莫大な損失が出ていることになるのです。

    なぜ定着が重要なのか。
    利益を出す前に辞められると損失だからです。

    なぜ育成が必要なのか。
    少しでも早く、少しでも多くの利益を出してもらうためです。

    人を雇うときは、それが人員なのか人材なのかを意識して雇うことも重要です。

    ちなみに、ここで言う利益とは直接売上をあげるという意味だけではありません。念のため。

    ついでに言うと、今の日本の法律では一度採用するとどんな使えない奴でも簡単には解雇できません。
    重過失など懲戒による解雇以外の場合、解雇するにも解雇予告金などの手当てが必要です。
    仕事が出来ない奴に辞めてもらうのにお金を払って辞めてもらわなきゃならないなんてヤクザも顔負けのえげつなさですが、それが今の日本の法律です。
    定着しないだけならまだしも、利益を食い潰すだけのマイナス社員が増えれば会社は早晩潰れます。

    つまり、小さな会社ほど採用・人事を重要視しなければいけないということ。
    理由は、採用を金額で考えると一目瞭然です。

    採用・人事は計画的に。

     

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    こんばんは、仕事と可愛い女の娘とふるいちのうどんを愛する従業員12人の事業所さんのITコンサルタントです。

    今日は朝一で元請の某家電量販店さんの勉強会に参加。
    その後、尾道に移動して今後の人員増員の要望についての打ち合わせ。
    方針として外部委託を進めて行きたいが、そのためには信頼できる業者に頼みたい。
    とありがたい言葉を頂く。精進せねば。

    夕方から商工会議所さんの経営革新塾の第1回目。
    本日のテーマはSWOT分析。

    SWOT分析自体は有名なので説明するまでもないですね。内容は知らなくても名前ぐらいは聞いたことがあるはず。
    うっかりSWAT分析とタイプミスしてもちゃんとSWOT分析を検索してくれます。知らない人はググレカス。

    と言うことでSWOT分析の内容については省きますが、SWOT分析自体はただのツールです。
    重要なコトはそこからストーリーを作り出すこと。
    少し格好を付けた言い方をすれば『仮説と検証』の仮説を立てることです。
    もっと言えば(仮説を立てるための)想像力です。

    SWOT分析で機会や脅威、強みや弱みを出すにも想像力(もちろん知識も)が必要ですが、出てきた外的要因・内的要因を元にストーリーを考え、戦略をたてるのに想像力は必要です。

    もちろん、どう行動すれば効率的に仕事をこなせるか、どのようなサービスを提供すればお客様に喜んでいただけるか、気になる女の娘を口説くにはどうアプローチするのが良いのか、すべては想像力がカギとなります。

    まあ、想像力と言ってしまうと私も頭が柔らかい方ではない(むしろ固い)ですが、やはり物事を『ストーリーで考える』と言うのは大切です。
    が、経営革新塾のグループワークを見てて感じたのは、やっぱり世の大半の人はストーリー立てて物事を考えるのが苦手なんだな~、と言うこと。
    どうやって営業戦略とか経営計画立ててるんだろう?
    と他社ながら心配になってしまいます。

    ちなみに、私が経営革新塾に参加した理由は、知識があって能力があっても独りだと仕事にかまけて(経営革新計画の作成を)実行しないから。
    あと、やっぱりお役人に受けそうな計画書の書き方とかは専門家の方が詳しいよね、と言うこと。
    他にもいくつかあるけど、『1つの行動に複数の意味や効果を持たせるのが良い作戦です。』ってことで。(誰の言葉だったか忘れましたが大好きなセリフです)。

    しかし、他の人のプレゼンや発言を聞いてると仕切りたくてうずうずしてしまいます(笑)
    が、仕事の都合で出席できない回もあるのが判ってるので自重。
    次回は都合により前半しか参加できませんがなかなか楽しみです。

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    どちらかと言えば天才の現場に強いIT活用コンサルタントです。

    すっかりセミナー日記と化してますが、本日もセミナーレポートです。
    本日は岡山商工会議所さんの採用・人事労務セミナー『採用ノウハウの伝授』に参加してきました。
    内容は『採用エンジニアリングフロー』と言う採用手法?の紹介。

    『採用エンジニアリングフロー』と言う名称ははじめて聞きましたが、大まかな流れは弊社ではすでに実践している内容でした。
    もっとも、フローの後半は採用説明会だの募集媒体の設定だの説明会だのがあり、いかにも求人情報会社が提案する採用手法を言う感じです。
    それが悪いと言うわけではないのですが、正直、中小零細企業の採用にそのまま使える内容ではない気が。
    まあ、講師が求人情報会社の出身とのことなので仕方のない話ですが。

    もちろん、中小零細企業でもすぐに使えるノウハウもいくつか紹介がありました。が、それに気付いている参加者さんがどのぐらいいるかは微妙な感じ。
    まあ、これは講師のプレゼン力の問題でもあるのですが。

    手法云々はさておき、本日のセミナーの要旨を一言で表すと
    『採用は計画的に』
    と言うこと。
    実際、本日のセミナーに限らず他の採用関連セミナーや採用関連の書籍でも異口同音に計画的に採用活動を行うことが重要と言っています。
    でも、計画的に採用する余力がないからこそ中小零細企業なんですよね。

    あと、グループワークはやはり苦手です。
    最近はなるべく発言を控えめにして脇から相槌やツッコミを入れるだけにしてます。だって、私が発言したら答えが出てワークが終わってしまうから。

    私の会社はここ数年は職安とWEBサイトでしか求人募集してませんが、それなりに成果を挙げています。
    求人そのものよりも採用試験や採用後の教育に重点を置いているからかもしれませんが。
    採用に期限がある場合や頭数が必要な場合は求人情報誌や求人情報サイトの利用も必要でしょうが、大切なのは身の丈にあった採用活動だと思います。

    個人的には、中小零細企業が採用を考えるなら本日のセミナーよりは『採用の教科書(稲田行徳著)』を読むことをお勧めします。

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    と言うタイトルのセミナーに参加してきました、自称どちらかと言うと天才のITコンサルタントです。
    タイトルだけ見て「なんか面白そう」と思って申し込みしてみました。ちょうどスケジュールも空いてたし。

    会場に入って、置かれている資料を見るとどこかで見たカードの束が。レジメに目を通すとどこかでみた内容が。講師の先生もどこかで見た覚えのある顔です。
    『コンピテンシー/行動事例』
    どこかで聞いた内容ですね。。。つか、今年の春先に商工会議所のスキルアップセミナーで受講した内容と同じです。
    見事にタイトルに釣られてますね '`,、('∀`) '`,、

    まあ、前回も面白い内容でしたし、復習がてら聞きなおして見るのも新しい発見があるかと思いそのまま受講。
    今回は前回と違って人数が少ない(前回は40人ぐらいいた)のでワークショップがとても充実していました。

    コンピテンシー/行動事例の内容については前回のセミナーのレポートを読んでもらうとして、やはり2回目なので今回はセミナーの内容そのものよりも、他の参加者のワークショップでの発言内容に興味を惹かれてしまいました。

    今回のテーマは「管理者」で行動事例を作成していくワークショップだったわけですが、やはり人によって理想とする管理者像が違います。
    それが悪いと言うわけではないのですが、前提となるマネージャの持つべきスキルとか、マネージャとリーダーの違いと言った、いわゆるマネジメントに関する知識がない方が多いのが印象でした。

    業種や業態によって付加的に必要になってくる知識やスキルは変わってくると思いますが、基本となるマネージャとしてのスキルはほぼ同じはずです。
    人間的な魅力はあるに越したことはありませんが、管理者に必要なスキルとは異なります。(経験上、マネジメントの下手な人は人間的魅力も低い人が多いですが)
    また、マネージャとリーダーも、日本では同じように『管理職』で一括りに扱われますが、本来は果たすべき役割も職責も違います。

    マネージャ論を書き出すとキリがないので割愛しますが、コンピテンシー/行動事例は面白く可能性のある手法ですが、テーマによってはまだまだ工夫や改善の余地がありそうです。

    『それ1つですべてを解決する銀の弾は存在しない』
    と言うことですね。

     

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    昨日の土曜日はカカトコリさんのセミナー『売上創造塾』に参加してキマシタ。

    昨日は折しもおかやま桃太郎まつり、夜は花火大会でした。それ以外にも県内各地でお祭りやイベントが盛りだくさん。
    いつもは定員一杯のセミナーがこの日は珍しく参加者少なめでした。私も一緒に花火を見に行く相手がいればうっかりそちらを優先したかもしれません。
    ま、何はともあれ、人数が少ないぶん内容の濃いセミナーになりました。

    今回は「名刺でつかむビジネスチャンス ~できるヤツの名刺は、ここが違う~」と言うテーマで、大雑把に要約すると

    • 効果のある名刺にはセルフブランディングが重要

    • そのためにはターゲティング(絞込み)を行い

    • ターゲットからキーワードを拾い出す(成果は外にしかない)


    といった内容でした。

    主にUSP(ユニークセリングプロポジションまたはユニークセールスポイント)がメインでしたが、USP自体はマーケティングの入門書などでは必ずと言って良いほど出てきます。
    私も、クライアントさんにWEBの制作や運営コンサルティングを行ったり、チラシのデザインを考えたりする際には必ず使う基本手法なのですが、今回のようにUSPを利用してブランディングキーワードを見付けるといった、深く掘り下げた活用まではしていませんでした。

    他にも20:80の法則やABC分析、PDCAなど、個々の知識や手法はマーケティングやマネジメント関連の本を読めばあちこちで出てくる、知識としては知っているものばかりですが、どのような場面・ストーリーで活用するとより使い倒せるかと言ったヒントが得られました。

    今まではストーリーに沿って色んな知識や手法をヒント的に提示すると言う感じのセミナーでしたが、今回からは実践編と言うことで、知識や手法を使い倒すためのヒントを提示する内容にシフトしたのかもしれません。
    毎回、受けるたびに次回が楽しみになるセミナーです。

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    先週の土曜日はカカトコリさんのセミナー、売上創造塾in岡山に参加してきました。

    ちなみにその前の木金は神戸で産業廃棄物の運搬収集許可の講習。
    意外に若い女性の受講者が多かったのが印象的でした。

    許可取得には代表者か事業の責任者(役員)が講習を受けてないとダメなので、受講者はおっさん&おばさんばかりをイメージしてたのでちょっと予想外でした。
    まあ、若くて可愛い娘がいたからと言って声かけてナンパする甲斐性はないワケですががが。

    閑話休題

    さて、今回の売上創造塾は「ネット集客の極意」と言うことで、バラしてしまえば『ネットもリアルも基本は一緒。ただし、ネットをうまく使えばとっても効率的ですよ。』というお話。
    もっとも、ツールとしてのSNSサービスの使い方のお話はほとんどありませんでしたが(笑)

    セミナー中にもちらっと話されてましたが、ネットを使う人と使わない人に極端化しているので、ネットで集客するというイメージがない人にはピンとこないかもしれない内容でした。
    一緒に参加した友人がそんな感じ。

    もっとも、集客にしろ販売にしろ開発にしろ、これ1つですべてOKなんて銀の弾は存在しないので、大事なのは基本を押さえつつ状況や対象に合わせてツールや手法をうまく組み合わせていくことですね。

    そして今回は懇親会の参加者が少なかった罠。
    ぶっちゃけセミナーより懇親会の方が為になる話が聞けて楽しいのに。常連さんの中には懇親会だけ参加したいって方もちらほら(笑)

    次回は7月2日の土曜日だそうです。
    今からスケジュールを調整しておかねば。

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    一天地六の法則の著書カカトコリさんのセミナーに前回に引き続き参加してきました。

    今回のタイトルは「悪用厳禁!魔性のライティングテクニック」
    コレはもう参加するしかないですよね(笑)

    今回はいつもより早めに申し込んだのに満員御礼に滑り込みギリギリだったという、セミナーのタイトルがまさに「魔性のライティングテクニック」そのものと言う罠(笑)

    知識としては知っているけど、実行するにはなんとなくためらいもあって出来てない「キャッチコピーの活用」、今回のセミナーでもっと積極的に使っても良いんだと言う気になりました。

    すぐにでも自社WEBサイトやチラシの作り直しに着手、活用したいところですが、今月は決算書の作成&税務申告や新人の採用&入社、パソコンサポート業協会の設立準備や営業拠点の増設など盛りだくさんでなかなか手が付けれそうに無いのが悔しいところです。
    出来ない理由を挙げるとキリがありませんが、やらなきゃいけない事でもあるので仕方がありません。何とか時間を見つけて少しずつでも早めに手を付けていきたいところです。
    忘れないように私もキャッチコピーを書き溜めるネタノート作ろうかな?

    あとアレですね。セミナー自体も楽しくてためになるんですが、そのあとの懇親会も、色んな参加者の方のお話が聞けてとても楽しい時間です。
    アバンティ大好きな私としては話すより聞き耳を立ててることの方が多いですが、色んな職種や業種の方が居るのでまさにリアルなアバンティ状態です。
    まあ、アバンティよりはちょっと(?)騒々しいですが(笑)
    ちなみに、昨日はラジオの方のアバンティは聞き逃してしまいました。トホホ。

    ブログの更新はまだのようですが次回の岡山は6月4日だそうです。
    6月は2日3日と兵庫に出張なんですが、次回も気合で参加するしかなさそうです。

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    参加してきました。
    以前紹介したカカトコリさんのセミナーです。

    内容は、
    「知っているけど出来てない(やってない)」
    と言う内容が多かったです。

    反省。

    気付きという意味では色々と収穫の多いセミナーでした。
    スケジュールが調整付けば次回も参加したいと思います。

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    今日は岡山商工会議所の知的資産経営入門セミナーに行ってきました。
    つか、最近セミナーばっか行ってる気がする。まあ、いいか。

    内容はとても興味深かったんですが、肝心のプレゼンが・・・。
    眠くならないように昼飯抜いて聞きに行った(単に食べるヒマが無かっただけ)のに、睡魔との闘いに始終してました '`,、('∀`) '`,、
    例によってICレコーダーで録音してるけど、聞き返す気力なすヽ(´ー`)ノ

    内容は、ぶっちゃけ、言いたいことは判るけど、最終的な着地点がそれってどうよ?って感じ。
    まあ、主催が岡山県行政書士会なんで行政書士をもっと使ってねって方向に持って行きたいのはわかるし、そこは否定しないけどさ、もう少しプレゼン考えようよ。話の流れとかトークとかさ。あともう少し練習。

    今日の内容だと、資料として配られた中小企業基盤整備機構の「中小企業のための知的資産経営マニュアル」を読んだ方が役に立ちそうなレベル。
    興味のある人が多ければまたセミナー開いても良いとか言ってたけど、興味はあるけど今日みたいな内容(レベル)だったら参加する価値なしとか思いましたまる

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    本日は岡山商工会議所のスキルアップセミナーの3回目、最終回でした。

    お題は「コンピテンシー」、日本語にすると「行動事例」です。
    参加されている方には「コンピテンシー」って初めて聞くって人が多いようでしたが、要は、「仕事の出来る人」は「こんな時はこう行動している」と言った事例を集めて、スキルやノウハウの共有をしたり、新人の教育に役立てましょうと言う内容です。
    セミナーの内容的には今迄で一番面白かったです。

    今回のセミナーでは、ある程度の事例をパターン化してある75枚のカードを使って、比較的簡単に行動事例を作成しましょうって内容でした。
    うちでも、5年以上前(元ネタを考えたのは10年ぐらい前)から「ベストプラクティス」の名称で似たようなことを行っていますが、このカードがあればもっと簡単にベストプラクティスの作成が出来たんじゃまいかと思った次第。
    まあ、講師の中小企業診断士の先生いわく、コンピテンシー(行動事例)は日本では元々採用や人事評価で用いられ、社員教育で使われだしたのはここ2・3年の話だそうです。

    私が「ベストプラクティス」を作った時はサンプルになるものが何も無くて、仕方ないのでコンサルタントと同じ手順で行動分析からはじめてゼロから作りました。
    もちろん内容は毎年見直して改訂しています。
    そして一緒に参加していた従業員に「ベストプラクティス」が弊社のオリジナルだと知らない奴がいた罠。
    あんたの社長はどちらかと言うと天才ですよ。最近は歳のせいかイマイチぱっとしませんががが。

    このコンピテンシー(行動事例)もうちの「ベストプラクティス」も、上手く活用すれば新人の促成栽培に非常に有効です。
    うちの「ベストプラクティス」も、コンピテンシーを応用してパワーアップさせたらもっとよさげなモノが出来そうな気がします。
    さっそく取り組まねば。

     

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