優先順位の決定について最も重要なことは分析ではなく勇気である。 (経営者の条件/ドラッカー)
私たちはたいてい、メリットとデメリットを天秤にかけ優先順位をつけようとしますが、どのような優先順位をつけたとしても、それによって切り捨てたデメリットが大きくなる可能性は排除できません。
現実問題、やって見なければ判らないことの方が多いのですから。
そのため、失敗したときの言い訳のために、全てを少しずつ行うと言った誘惑に駆られてしまうことも少なくありません。最悪な手だとわかっていてもです。
つまり、優先順位あるいは劣後順位はいくら分析しても、デメリットを完全に無くすことが出来ない以上、いくら分析してみても無駄であり、大事なのは決めるための勇気だと言う事です。
耳に痛い言葉ですが、確かにその通りではないかと思います。