マーケティングの基本と言えばやはりSTPマーケティング。

161007-216_TP_V初心に帰る。

と言う意味で最近いろいろと勉強しなおしているのですが、マーケティングの入門書や中小企業診断士の参考書などでもほぼ最初に出てきます。
基本は大切です。 

STPのSはセグメンテーション

セグメントとは分割とか断面とか、そんな意味。エリア(商圏)とか年齢層とか属性とか、見込み客をいろいろな条件で分類します。

新規出店であれば、どこに出店するか。
既存ビジネスであれば、どのエリアで集中的に宣伝するか。
と言ったことを考えます。

STPのTはターゲティング

ターゲット、つまり狙いは誰か(どの層か)。セグメントした結果から、どこのエリアのどの客層を狙うのかを考えます。

若者向けの商品なのかシニア向けのサービスなのか、主婦層をターゲットにしたサービスなのか、富裕層向けなのか中産階級向けなのか、と言ったターゲット(客層)を考えます。

STPのPはポジショニング

ポジション、立ち位置の検討です。顧客のニーズに対して受け入れられるポイント(機能やコストあるいはサービスの独自性)から、自社がどの位置を狙うのかを考えます。

ポジショニングはそのまま同業他社との差別化をにも繋がります。

低機能低価格で売るのか、高機能高価格にするのか、新機能で売るのか既存機能を低廉化して拡販を狙うのか、商品そのものではなく付帯サービスなどの付加価値や流通方法を工夫するのか。etc.

世の中にはいろんなマーケティング手法がありますが、基本となるSTPを抑えておくことでより理解が深まります。
どこで、誰に、どこから売るのか。中小企業であればこのSTPをしっかり考えるだけでも目に見える成果が得られます。

STP、意識していますか?

 
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