組織は存続することが目的ではない。 (中略) 組織は社会の機関である。外の環境に対する貢献が目的である。 (経営者の条件/P.F.ドラッカー)
10年で9割以上の会社がなくなる現実を考えれば、会社が存続すること自体も素晴らしいことだと言えます。
しかし、あくまでそれは、社会に貢献するためには長く存続することが重要な要因の1つであるということであり、貢献の結果として存続しているのでなければ意味がありません。
存続するというのは、必要条件だけど十分条件ではないのです。
存続するというのは、必要条件だけど十分条件ではないのです。
同じくドラッカーの「成果は外にしかない」と言う言葉も大好きなのですが、会社が存続できるかどうかは、外部(顧客)からの評価以外にはあり得ません。
つまり、会社を長く続けるためには、いかにその事業を通じて社会に貢献していくかが大事なのです。
そして、それをどうやって従業員に落とし込んでいくか、どうやって組織を構成するスタッフが同じ理念を共有していくかが、経営者や幹部の仕事ではないかと思うのです。