PDCAサイクルは経営に限らずいろんなところで出てきます。
経営者や管理者であれば、知っておいて損はないどころか、知らないと損をする用語です。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)
の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善していく管理手法です。
Plan(計画): 戦略、計画、目標をたてる
Do(実施・実行): 計画を実施する
Check(点検・評価): 結果や過程をチェックし、評価する
Act(処置・改善): チェックに基づいて計画の見直しや修正を行う
最後のAct (見直し)を行ったら、最初のPlanにもどり、見直した内容に沿ってまた計画を立て直します。
PDCAを何度も繰り返すことで改善を行うことから、PDCAサイクルと呼ばれます。
PDCAを確実に行うためには、PDCAのなかのC、チェックが特に重要です。
チェックのたびに内容が改善されなくてはいけないのです。
PDCAを回しているつもりで、ルーティンとしてPDCAっぽいことを繰り返している人は少なくありません。
そして、チェックを確実に行うためには、客観的に評価できる指標を設定することが大切です。この辺りを突き詰めていくとバランススコアカードに行き当たるのですが、バランススコアカードの話はまたいづれ。