どちらかと言えば天才の現場に強いIT活用コンサルタントです。

すっかりセミナー日記と化してますが、本日もセミナーレポートです。
本日は岡山商工会議所さんの採用・人事労務セミナー『採用ノウハウの伝授』に参加してきました。
内容は『採用エンジニアリングフロー』と言う採用手法?の紹介。

『採用エンジニアリングフロー』と言う名称ははじめて聞きましたが、大まかな流れは弊社ではすでに実践している内容でした。
もっとも、フローの後半は採用説明会だの募集媒体の設定だの説明会だのがあり、いかにも求人情報会社が提案する採用手法を言う感じです。
それが悪いと言うわけではないのですが、正直、中小零細企業の採用にそのまま使える内容ではない気が。
まあ、講師が求人情報会社の出身とのことなので仕方のない話ですが。

もちろん、中小零細企業でもすぐに使えるノウハウもいくつか紹介がありました。が、それに気付いている参加者さんがどのぐらいいるかは微妙な感じ。
まあ、これは講師のプレゼン力の問題でもあるのですが。

手法云々はさておき、本日のセミナーの要旨を一言で表すと
『採用は計画的に』
と言うこと。
実際、本日のセミナーに限らず他の採用関連セミナーや採用関連の書籍でも異口同音に計画的に採用活動を行うことが重要と言っています。
でも、計画的に採用する余力がないからこそ中小零細企業なんですよね。

あと、グループワークはやはり苦手です。
最近はなるべく発言を控えめにして脇から相槌やツッコミを入れるだけにしてます。だって、私が発言したら答えが出てワークが終わってしまうから。

私の会社はここ数年は職安とWEBサイトでしか求人募集してませんが、それなりに成果を挙げています。
求人そのものよりも採用試験や採用後の教育に重点を置いているからかもしれませんが。
採用に期限がある場合や頭数が必要な場合は求人情報誌や求人情報サイトの利用も必要でしょうが、大切なのは身の丈にあった採用活動だと思います。

個人的には、中小零細企業が採用を考えるなら本日のセミナーよりは『採用の教科書(稲田行徳著)』を読むことをお勧めします。
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