岡山県中小企業家同友会岡山北支部11月例会にオブザーバー(一般)参加してきました。

中小企業家同友会(同友会)とはざっくり言うと経営者の勉強会。

今回の講師は売上創造塾でいつもお世話になっているカカトコリ師匠こと株式会社林田商会の林俊之先生。

経営の失敗した話、ピンチだった話と言うテーマでしたが、内容的には売上創造塾でちょいちょい入れてくる自社ネタの総まとめという感じ。

で、まあ、一言で要約すると

経営理念は大事

と言う話。同友会は経営理念大好きな団体なので特にそう話を持っていっている感のあるところもありましたが。

経営理念とひとくくりにすると抽象化されすぎてイメージがわかない人が多いかもしれませんが、「何のためにその仕事をしているのか」ということ、そのために「どうしたいのかあるいはどうするのか」と言うこと。

話の中でもありましたが、経営理念やビジョンを従業員に浸透させるのは難しいんですよね。同じ理念を語られても受け取る側のキャパシティーや背景によって伝わり方は様々ですし。
個人的には、受け取り具合に差異があるのは当たり前と割り切って、あの手この手で浸透させていく、イメージの悪い言い方をすれば洗脳していくしかない、と思っています。

スタッフ(従業員)はもちろん、経営幹部でも認識に差があるという話では論語の
ともに学ぶべし、いまだともに行くべからず。
ともに行くべし、いまだともに立つべからず。
ともに立つべし、いまだともに権るべからず。

という一節を思い出してしまいました。

話の内容を表面だけ追えばいつもの話で終わってしまいますが、考えるべき内容の多いテーマでもありました。

それはそれとして、相変わらず師匠の話は長すぎです。
持ち時間10分ぐらいオーバーして後半のディスカッションの時間が短くなってました。

岡山県中小企業家同友会岡山北支部11月例会

 
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